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Interview02

2022年入団

城間 えりこ Eriko Shiroma

九州事業本部・沖縄開発室
沖縄事業所 みんなのおうち・よりみん
代表

Profile

前職は、那覇市の社会福祉協議会嘱託員。2022年に定年退職後、「地域や子どもたちのために何かできることはないか」という想いでワーカーズコープに入団。入団後、間もなくして「みんなのおうち・よりみん」を開所し、全世代が支え合えるような地域づくりを目指す。

みんなのおうち・よりみん

沖縄事業所の新規事業として2024年7月よりおから味噌床の販売をスタート。子どもたちが自然体でいられる場所を目指す「居場所づくり」、おから味噌床の製造・販売を行う「仕事づくり」、産業まつりへの出展をはじめ、地域とのつながりをつくる「まちづくり」の3事業を柱とし、事業所内で収益を確保しながら自立運営の確立を目指す。製造事業を行う事業者はまだまだ少なく、ワーカーズコープとしても先進的な取り組み。

入団のきっかけ

元々、社会福祉協議会の職員として、子どもの貧困問題に携わっていました。ご存知の方も多いかもしれませんが、沖縄の一人あたりの所得は全国最下位で、社会全体や子どもたちの置かれる環境にも大きな影響をもたらしています。沖縄が自立するためにも、これらの問題を地域で解決しなければならない。そのためには、子どもたちの心の拠り所になれる場や人間関係をつくりながら、地域のニーズに応じた仕事をつくることも大事なのでは? と思いをめぐらせていたとき、ワーカーズコープのスタッフの方からお声がけいただきました。

仕事のやりがい

ひとつは、子どもたちと向き合う中で、より社会全体にまで視野が広がったこと。もうひとつは、おから味噌づくりという新しい分野にチャレンジできていることです。経営や仕組みづくりを考えるときは、難しくもありますがワクワクしますね。本当に初めてのことだらけの毎日です(笑)。よりみんには一緒に働く仲間がいて、一人では思いつかないようなアイデアも、メンバーと相談しながらカタチにできるのが醍醐味だと考えます。一人ですべてを背負っているのではなく、メンバーを巻き込みながら進んでいる感覚です。

インタビュー画像

ワーカーズコープとは

「一人じゃない、仲間がいる」という安心感があること。これが、ワーカーズコープの魅力です。全国規模の組織なので、オンライン上で全国各地の組合員の方に相談ができますし、よりみんを開所したときは、多くの組合員の方から「おめでとう」のメッセージをいただきました。そんな温かい環境の下、私は日々様々なことにチャレンジし、ワーカーズコープや自分の実現したい地域社会に対して、自分なりの貢献を積み重ねていきたいと感じています。その積み重ねこそが、沖縄を良くすると信じているんです。

今後の目標

人が生きていくには、自分の居場所と感じられる場所や、多様な価値観に接する機会が大切だと思います。よりみんは、多世代が交流できる場所・機会を提供することで、地域の方たちに「よりみんがあってよかった」と言ってくださる存在を目指しています。おから味噌床づくりにおいては、おからも麹も真和志エリアから調達しているので、同エリアのブランド商品にまで格上げすることが目標です。やるべきことは山積みですが、一つひとつ叶えていきたいと思います。

Message

ワーカーズコープの活動は奥が深く、ひと言で表現するのが難しいと感じていて。よく知人からも「何をしている組織なの?」と聞かれるのですが、「地域のために頑張っている組織だよ」と答えが曖昧になるほど、事業の内容が多岐に及んでいるんです。それは裏を返せば、地域のためになる活動であれば、子育て支援でも、障がい者支援でも、清掃事業でもOKだということ。自分の興味のあることや得意分野で、地域の社会課題へ参画することができます。

また、私同様に定年退職後、ワーカーズコープをセカンドキャリアと考えられる方もいらっしゃいます。何歳からでも仕事しているんだ。自分で生きているんだと実感できる組織です。一緒に挑戦しませんか?

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ワーカーズコープは、私たちの活動に共感し、一緒に働いてもらえる新たな仲間を探しています。
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