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Interview01

2012年入団

中島 智恵 Tomoe Nakashima

九州事業本部・沖縄開発室
日田地域福祉事業所 虹の家
所長

Profile

ヘルパー講座を受講後、ワーカーズコープ大分に入団。現在は「日田地域福祉事業所虹の家」の所長を務める。定期的に社会連携活動を実施するなど、地域コミュニティの再構築にも奮闘。孤食防止の居場所づくりを目的とした「みんなの食堂」は、彼女が発案した。

日田地域福祉事業所虹の家

ヘルパー講座に参加した受講生ら4名が中心となり、2000年3月に訪問介護事業からスタート。当初は、他事業所が応じない夜中や日曜祝日の案件も引き受けるなど、“徹底したご利用者様志向”で一つひとつ向き合い走ってきた。その後、2006年7月に「デイサービス 元気になる虹の家」、2012年11月に「放課後等デイサービスにじっこ」を開所。どんなことでも気軽に相談してもらえる “心の拠り所“を目指している。

どんな事業所か

「日田地域福祉事業所虹の家」は、高齢者の方に自分らしく尊厳を持って暮らしてほしいという信念からスタートした事業所です。開所当初は、日曜・祝日や夜中でも訪問を引き受けるなど、土壌を耕して芽を出すために必死な毎日だったと聞きます。私が入団したのは、開所後10年以上経ってからですが、ご利用者様が施設に慣れて元気になったり、笑顔が増えたりすると、「ご利用者様に寄り添う風土を引き継ぐことができている」ととても温かい気持ちになります。

仕事のやりがい

「ここに来ることが楽しみ」「ほかの施設とは違う」などの声をご利用者様からいただいたときはやはり嬉しいです。その輪がもっと広がればいいという想いで、私自身も地域食堂をスタートさせたり、本を集めて図書館を立ち上げたりと、地域コミュニティの拠点づくりにチャレンジしています。新しいチャレンジがスムーズにできるのは、先輩方が市役所や社会福祉協議会、地域の方と信頼関係を築いてくださったからです。

インタビュー画像

ワーカーズコープとは

とても温かいつながりのある組織です。例えば、今の働き方に満足できていなかったり、周囲となじめていない組合員がいたとします。そしたら「自分でどうにかしなさい」と排除するのではなく、どうやったら働きやすくなるのか。居場所をつくれる方法はないのか。と、納得できるまで全員で考え、話し合う風土があるのです。このように一人ひとりを尊重し、徹底して向き合う行為こそが、全員にとって居心地のいい組織につながっているのだと思います。

今後の目標

「日田地域福祉事業所虹の家」は開所してからこれまで、地域の方との結びつきを大切に事業を拡げてきました。今後は、これまで以上に結びつきを深めることで、ワーカーズコープ本体の認知を上げていきたいと思います。ワーカーズコープの認知度が上がった先には、介護職に興味のある方が比例して増えていく…。そんなサーキュレーションが全国各地で生まれたら、人手不足や硬直化した事業など、地域課題が解消し活性していくのではないでしょうか。

Message

女性が専業主婦になる場合、子供や家庭のことで行動範囲が限られ、社会とのつながりが希薄になってしまいがちです。社会復帰をしようにも、「家族の理解が得られない」「働きたいけどフルタイムは難しい」「ブランクがあって仕事が見つからない」といった心配事が付きまとってしまいます。

ワーカーズコープは、多様で柔軟な働き方のできる場所です。発足してからずっと、居場所づくりに勤しんできた組織だからこそ、皆さんがやりたいことに従事しながら、社会とのつながりを見つけられると自負しています。中でも、「日田地域福祉事業所虹の家」は女性が多く、相互理解が得られやすい環境です。興味のある方は、是非とも一緒に働きましょう。

RECRUITING
INFORMATION
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ワーカーズコープは、私たちの活動に共感し、一緒に働いてもらえる新たな仲間を探しています。
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